令和8年8月30日(日)、四国医療専門学校において、「令和8年度認知症予防プログラム普及に係る人材育成研修(全体研修会)」を開催しました。
本研修は、認知症基本法や認知症施策推進基本計画に示されている「新しい認知症観」について、医療専門職の理解を深めるとともに、地域住民への健康教育等の場において、認知症に関する適切な情報を発信できる人材を育成することを目的として実施したものです。
当日は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士の6職種を対象に、講義、グループワーク、団体別研修を行いました。
「新しい認知症観」について学ぶ
全体研修では、認知症介護研究・研修東京センターの永田久美子氏を講師にお迎えし、「認知症施策の動向および『新しい認知症観』について」をテーマに講義を行いました。
認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人ひとりができることや、やりたいことがあり、住み慣れた地域で周囲の人とつながりながら、希望をもって自分らしく暮らし続けることができる――。
こうした「新しい認知症観」について理解を深め、本人の尊厳や希望を尊重した支援の重要性について学びました。
多職種で考えるグループワーク
講義後には、多職種連携市町支援チームのエリアごとに分かれ、グループワークを実施しました。
「『新しい認知症観』を自分たちの業務・活動にどのように結び付けていくか」をテーマに、それぞれの専門職が日頃の業務や地域活動を振り返りながら意見を出し合いました。
職種によって異なる視点や経験を共有することで、「新しい認知症観」を地域でどのように伝え、実践につなげていくかについて、多職種で考える機会となりました。
各団体に分かれて実践的な研修
全体研修に続いて、各職種の団体ごとに分かれ、認知症予防プログラム等の講義を実践するための団体別研修を行いました。
それぞれの専門性を生かしながら、地域住民に分かりやすく伝えるための知識や講義の進め方について学び、今後の講師派遣に向けたスキルアップを図りました。
今回の研修を通じて、参加者が「新しい認知症観」について理解を深めるとともに、多職種が連携して地域で認知症への理解を広げていくことの重要性を共有する機会となりました。
今後も、認知症になってからも希望を持って自分らしく暮らし続けられる地域づくりに向けて、医療専門職の人材育成や地域への普及啓発に取り組んでまいります。
日時:令和8年8月30日(日) 13時30分~
場所:四国医療専門学校 3号棟 講堂
第一部
1 開会(13:30~13:35)
挨拶 医療法人社団以和貴会いわき病院 副院長 中村光夫
2 講演(13:35~14:35)
「認知症施策の動向および「新しい認知症観」について」
認知症介護研究・研修東京センター
センター長特命補佐 永田 久美子
グループワーク(14:35~15:15)
テーマ:「新しい認知症観」を自分達の業務・活動にどのように活かすことができるか。
3 閉会(15:25)
第二部
4 団体別研修(15:40~16:40)








