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香川県医療ソーシャルワーカー協会

Kagawa Association of Social Workers in Health Services

 

①香川県医療ソーシャルワーカー協会とは

医療社会事業の正しい発展を期するため、会員相互の協力により、その資質を高め地位の確立をはかり、もって公衆衛生の向上と社会福祉の増進に寄与することを目的とし1959年(昭和34年)に発足した協会です。現在、主に香川県内の医療機関や行政機関等を中心に93名(令和3年3月31日)の会員が医療・福祉の現場で活躍しています。

 

②医療ソーシャルワーカーとは

医療機関などにおいて、社会福祉の立場から、患者さんや、その家族の方々の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決・調整を援助し、社会復帰の促進を図る業務を行います。

具体的には、

①経済的問題の解決・調整援助

②療養中の心理的・社会的問題解決・調整援助

③受診・受療援助

④退院(社会復帰・在宅療養)援助

⑤地域活動

などを患者さんの主体性やプライバシーの尊重を重視し行っています。また会員は県内の多くの医療機関などに在籍しているため、患者さんやご家族がどの地域に暮らしていても安心して生活できるよう会員同士が連携し支援することができます。

 

③活動の内容

会員の技術の研鑽と質の担保を目的とした講演会や研修会を定期的に開催しています。平成30年には旧:日本医療社会福祉協会(現:日本医療ソーシャルワーカー協会)と当協会とが主催となって第66回日本医療社会福祉協会全国大会をサンポート高松にて開催致しました。開催には、香川県医師会を含めた関係団体のご支援とご協力の下、総勢700名を超える参加者が多数の演題と活発な意見交換を行い盛会裏に終えることができました。

また、集合研修を実施していた時期には研修会を開催しグループワークなどで会員の技術の研鑽を図り個々のレベルアップに繋がるような取り組みを行って参りました。

平成30年6月 全国大会
2019年5月 研修会

 

 

 

 

 

 

 

 

④コロナ禍における対応

協会では集合研修によって会員同士の顔の見える関係作りや困難ケースの共有を図る機会などを提供して参りました。けれども、新型コロナウィルスによって状況は一変してしまいました。会員の多くは医療機関に在籍しているため研修会の開催は感染対策として、リモートによる開催を実施しています。

リモートでの研修会も回数を重ねるごとに画面越しにでも会員同士の顔の見える、気軽に相談できる関係性の構築を図ることができ始めています。今後も会員相互の関係作りや情報共有を図る機会を設け、コロナ禍であっても会員の技術の研鑽と質の向上に寄与できる協会であるよう努めて参ります。

 

 

お問い合わせ先

香川県医療ソーシャルワーカー協会 事務局

四国こどもとおとなの医療センター 地域医療連携室内

〒765-8507 香川県善通寺市仙遊町2丁目1-1

電話:0877-85-7788 Fax:0877-85-9005

HP:kagawa-msw.com