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こんにちは。香川県老人保健施設協議会です。

急速な高齢化と少子化に伴う人口減少の進行により、我が国では医療や介護サービスへの需要はますます増加が見込まれています。介護老人保健施設(略して老健と呼ばれています)とは、高齢者が住み慣れた地域で自立して豊かさを感じ、生き生きと暮らせるように、地域に密着した地域包括ケアシステムの更なる深化と、人が世代や分野を超えてつながる『地域共生社会』の実現に応えるべく、日々努力しております。

入所サービスや、デイケア・ショートステイ・訪問リハビリなどの在宅支援サービスが機能の中心ですが、それ以外にも、オレンジカフェや夏祭りはもとより、地域の方々との合同で防災訓練を実施する施設、オンラインで介護教室を開催している施設、建物館内に地域の方々が集う3世代コミュニティカフェをオープンしている施設、多目的スペースを地元の方々の居場所作りにと無料提供する施設、また放課後児童クラブを開き小学生に宿題や書道を教える施設など、ささやかながらそれぞれの施設が知恵を絞り、特色を生かして地域に密着し貢献できるように心がけております。

現在、老健施設は香川県内に50施設あります。

長いコロナ禍においては、高齢者施設の利用者や職員に感染者が発生した施設に対し、職員が不足することがないように他施設から職員を派遣し、利用者へのサービス提供が継続できるように、「新型コロナウイルス高齢者施設相互応援ネットワーク」という体制に参加し、職員の派遣可能な施設を募り、感染者が発生した施設へ応援に行きました。

 

こちらは、第15回香川県老健大会の写真です。ゲストに漫才師宮川大助花子の花子さんをお迎えし、体験された介護の苦労などを講演していただきました。ご主人である大助さんの脳出血を、ひとり舞台に立ち続けながら看病したこと、ご自分の多発性骨髄腫との余命半年と告げられた闘病の壮絶さなど、夫婦で戦った700日を笑いあり涙ありでお話され、勇気と感動をいただきました。

 

2018年11月6日 香川県老人保健施設大会


< 介護老人保健施設の特徴 >


介護老人保健施設は、介護を必要とする高齢者が在宅復帰を目指すための施設で、高齢者向け施設の中でも医療ケアに注力している特殊な存在と言われています。

早期の在宅復帰を目指すことが施設の存在意義のため、「終の棲家」といわれる特別養護老人ホームなどとは違い、入所はあくまでも一時的です。老人ホームと病院のそれぞれの要素が入ったような高齢者向け居住施設といえます

病院からの退院後など、自宅に帰りたくても帰れる身体状態ではない高齢者も多く、そのような方々に施設内で、食事介助、排泄介助、入浴介助などの日常生活の介護、それに看護、医療、リハビリテーション、レクリエーションなどの日常生活に必要なサービスを提供しています。

介護老人保健施設で特徴的なのは、医療面でのサポートがあることです。
そのため施設の管理者になれるのは、医師免許を持っている医師のみです。同じ高齢者向け施設である、有料老人ホームや特別養護老人ホームなどの管理者にはそのような条件はありません。

入所されている高齢者の方ひとりひとりに対し、3カ月ごとに『自宅へ帰れる身体状態であるか』の確認である『サービス担当者会議』が行われ、問題ないと判断された場合には自宅に戻ります。ですが、それはあくまでも「回復した」と判断された場合なので、まだ在宅復帰できる身体状態でなければ、そのまま入居が継続されます。
実態としては数年の長期に渡って入所する高齢者も多く、お看取りを行なう施設も多数あります。

 

 

香川県老人保健施設協議会 : http://k-rouken.com/

問い合わせ先 : kagawakenrouken@gmail.com